京都 本願寺ゆかりの銘菓『松風』 亀屋陸奥(かめやむつ)

元亀元年(西暦1570年)に始まり、11年間続いた織田信長と石山本願寺(現在の大阪城の地) の合戦のさなか、当家三代目大塚治右衛門春近が知恵を絞って創製した品が兵糧の代わりにと考案した食べ物が後に顕如上人が京都の地で昔を懐かしみ詠まれた歌から銘を賜り、「松風」と呼ばれるようになりました。そして室町時代中期から本願寺に仕え、供物や慶事に関わる諸雑務に携わっていたのが始まりで創業は1421年。
幾百年の時を越えて今も多くの方々に親しまれているという銘菓をお歳暮に戴きました。

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小麦粉、砂糖、麦芽飴そして白味噌を混ぜ合せて自然発酵させて出来上がった生地にケシの実をまぶして焼き上げた物。
包みを開けると ふんわりお味噌の香りがします。

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予め短冊状に切ってあるので お皿に移して頂きました。
軟らかい食感が氾濫している昨今で、しっかりとした歯応えで、とても素朴でなんだかホッとする味でした。

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