「二フレルで触れて感じる」に触れる
EXPOCITYの二フレルに入館するためのチケットを購入するのに並ぶ列があります。
オープン時に比べると平日はだいぶと空いてきた方ですが、それでも土曜日・日曜日・祝日や大型な連休時はまだ並んでいることがあります。
特に午前中は混雑することが多いです。そんなチケットを並ばずに購入出来る方法があります。
それは、二フレルの公式ホームページでの購入です。
行く日が決まっていれば、入館する1時間前までであれば時間を指定して購入することが出来ます。
チケットを購入することが出来るとメールでQRコードが届くので指定時間の入館時に提示すると並ぶことなく入ることが可能です。
このシステムを知らない方が多いのでオススメです。
また公式ホームページでは入館混雑予想を見ることが出来るので予め確認するのもひとつの手です。
中に入るとまず、「いろにふれる」ことが出来ます。
ここには円柱の中に色鮮やかな魚たちを見ることができます。円柱の中に展示されているのでどこからでも見ることができ、また水槽の上にはフタがなく、より近くで魚たちを見ること感じることができます。
また壁にはゆらゆら揺れるカーテンのようなものがつけられており、色が変化していくのでそういった部分も「いろにふれる」ことにより近づけてくれている演出なのかと思います。
そして次は、「わざにふれる」ことが出来ます。
ここには水族館で見たことのある魚たちがいるのですが、展示方法が面白く、水槽の下も通れるようになっていたりするので普段はなかなか見られない下からの角度からも楽しむことが出来ます。
ドクターフィッシュと呼ばれる魚がいるコーナーでは実際に手を入れて手や腕についてある角質を食べてくれるので大人から子どもまで大人気でしたが、子どもよりもやはり大人の方に寄り付くのでなんだか面白かったです。
この次は、「すがたにふれる」ことが出来ます。
全面鏡ばりのスペースに四角い水槽がいくつも置かれどの場所からでも楽しむことができます。
ニョロっとしたチンアナゴは通常は砂の中の様子を見ることは出来ないのですが、二フレルは見ることが出来るのです。
それは砂ではなくポリマーを使用して透明なため普段砂の中ではどうなっているのかを知ることが出来ます。
いろんなすがたに触れたあとは、ワンダーモーメンツというフロアです。
天井からつり下げられた大きな球体。そこには自然の美しい場面を切り取った映像が映し出されます。
地球や水、雪の結晶、光などです。それは床にも映るので小さな子どもは床に映った映像に夢中です。
壁際にいくつか椅子もあるので座って見ることも出来ます。
私はここから暫く動けなくなりました。
あまりにも感動して圧巻の映像の連続だったもので。
ちなみに吹き抜けになっているので2階からも見ることができます。
これは1階とはまた違った景色で楽しむことが出来ます。
その後は「みずべにふれる」です。
水槽と水槽との間が広く開放的でとても見やすいです。
ナマズやカメレオンなどがいて時間を忘れてずっと見てしまいます。
苔もあるので行くたびに変化があるので、今回は前回と比べてどれだけ増えたかな?と楽しんでいます。
そのスペースを抜けると、いきなり「ホワイトタイガー」が目に入ってきます。
寝ていても迫力満点で、起きているときは飼育員さんが上から綱を加えさせて引っ張らせてみたり、観客の頭の上にある檻のスペースを歩かさせてくれたり。
いつ来てもホワイトタイガーは人気者です。
そして振り返ればワニとミニカバがいます。
ここのエリアにはカフェがあるので普段見ながら食べることが出来ない生き物を見ながら食事をすることも楽しみのひとつです。
そして、次は「うごきにふれる」です。
ここには生き物と人間との間に境界線はなく一緒に共存しているかのような体験が出来ます。
カピバラが目の前で草を食べていたり、ワオキツネザルが飛び跳ね動き回っていたりと。
しかし触れることはしてはいけません。生き物たちは人間は何もしないと信頼しているので安心しています。
突然触ったりして怖がったりするとこの素晴らしい空間が台無しになってしまうので、あくまでもお邪魔している気持ちで楽しむのが良いかと思います。
そして最後に「つながりにふれる」です。
ここでは壁と床のスクリーンに映し出された人間・自然・生き物などのつながりを感じることができます。
二フレルは他の水族館では体験できないことが出来ます。
そして行くたびに感じることが変わる場所でもあります。
私は今までいくつかの水族館に足を運びましたが、1番おすすめの場所です。