しばらく仕事で忙しい期間が続き、食欲を満たすことを最優先にしていたわたしは一気に10キロ太ってしまいました。
当然、顔の輪郭は丸みを帯びてすっかりぽっちゃりという可愛い表現ができないほど太ったため、ダイエットに励みました。
その間、丸みを帯びた顔についていた贅肉はすっかり落ちるものだと思っていたのですが、減っていく体重とは裏腹に、全く落ちない顔の贅肉に、顔は最後に痩せるという都市伝説のようなものを信じ、なんとか体重を元に戻しました。
しかし、体の一部の肉と顔の贅肉だけは、全く落ちる様子はなく、むしろ口の周りやほっぺたの境目がくっきりと見えるようになりました。
ある日、いつも使っている基礎化粧品をそろそろ追加しなくてはと思い、立ち寄ったいつものコスメカウンターで、肌トラブルの際はいつも頼りにしているコスメブランドのビューティアドバイザーに久々に会って、そこではじめて気が付いたのです。
これは太ってできた贅肉ではなく、たるみであるということに(‘ロ'(‘ロ'(‘ロ'(‘ロ’ )!!!(;°□°)!
すでにそのブランドでのエイジングケアの基礎化粧品に切り替えていたわたしに、新しいものを薦めることができずにいた彼女には、今まで通りのケアにプラスするものよりも、顔の筋肉を鍛えるケアを教えるくらいしかできませんでした。
とりあえず、顔の引き締めグッズを購入し、人前では絶対にできない顔の体操をし始めたのですが、顔が疲れる体験をはじめたしたくらいで、希望通りの効果は全く出ませんでした。
ああ、わたしもおばあちゃんになるんだ、もうキラキラのバウダーや、ちょっと若い子のコスメを楽しむことはできないんだと思うと、悲しくてたまりません。
人前では、わたしももう年だからとか、おばちゃんだからとは言ううものの、心の中ではまだまだこれからという気持ちで、同世代には絶対に負けないと、化粧品には人一倍、流行を取り入れることを志し、女性誌もコスメ系のものは欠かさず購入しては、そのテクニックを習得してきたつもりでした。
悲しくて辛くて、化粧台を捨てようかとも思っていた矢先、希望の光が見えたのです。
そんなときに、たまにしか見ることが無いのに、一度見たら忘れられない夜中のテレビコマーシャルを思い出しました。そうだ、世の中には年齢を重ねた女性のたるんだ肌を引き締めるコスメがあると思うと、片っ端から試すことを決意。
ネットで無料のものから、テレビで紹介されていた少し高価なものまで試してみました。その中でも、安価であるにも関わらず、短期間で高価を感じたものがあり、使い始めたのです。
もっと上向き肌を合言葉に商品展開をしているそのブランドには、エンリッチリフトと、いかにもたるみを解消してくれそうな名称がついていました。
以前からまぶたが重いと思っていたのですが、まず、最初に変化を感じたところがその重みと目元なのです。
まぶたの重みが解消されると、たれ目の目じりの溝が浅くなり、アイライナーの効果がしっかりと出るようになったのです。
その後、ほうれい線が薄くなり、二重あごが解消されました。
フェイスラインがすっきりとしてきたのですが、その効果をさらにアップさせるのが、そのコスメラインにあるファンデーションで、いつも使用しているファンデーションと比較すると、ほうれい線と頬のたるみ部分に差が出ます。
それまでほうれい線は、メイクでごまかしていたのですが、角度によってはごまかしが効かないので、今はエンリッチリフトのブランドのコスメに頼り切っています。