ゴルフスコアで100を切るのは至難の業かと思います。
けれど、「当たり前だけど、皆がやっていなさそうな事」書きます。
ゴルフは、おそらく仲の良い者とかと一緒に回ると思います。
けれど、これだと上達しません。練習場でプロからレッスンしてもらっても、「練習場では上手くいったのにコースでは上手く行かない」という経験はあるはずです。
なので、ゴルフ練習場での練習も大切かとは思いますが、「スコアを気にするなら、習うより慣れろ」です。
では、ゴルフ上達の「当たり前だけど、皆がやっていなさそうな事」を書きます。
それは、「上手い人とコースを回る事」です。
例えば、練習場では飛距離も全然無いし、ボールも飛ばないし、「本番でも駄目だろうなぁ」と思わせる、非力な知り合いが居たのです。
その方とコースを回る機会があり、お互い初めてのコースを回った時の事です。
その方は、やはり非力で、ドライバーも使わずにアイアンのみで刻んでグリーンに乗せてインさせる感じのスタイルを取っていました。
私は・・・。というと、ドライバーで飛ばして、アイアンで寄せてアプローチでグリーンに乗せてパターで入れる。
という、普通のスタイルを取っていたのですが、何故かスコアは私の方が全然悪い!
おそらく「ホールの回り方や、自分の力量を熟知している」から、練習場では大した事なさそうな雰囲気を漂わせていたのかと思います。
実際に一緒に回ったら、精密機械のように狙った場所にボールを置いてくる。
自分が「どのようなスタイルが合っているのか」熟知していたのかと思います。
また、こんなケースもありました。
この方は、普通の50代の男性。飛距離もあるし、パターも丁寧だけれども、これといった特徴は無い方でした。
しかし、「上手い」。
回りながら聞いてみると、この方、このコースに「頻繁に訪れているようで」、コースを熟知していたのです。
どこどこに休憩場があって・・。とか、どこどこにバンカーがあって・・。とか、コースツールの隅々まで知っていたのです。
なので、スコアも何となく良かったのが記憶に厚いです。
さて、この2人には共通点がありました。
2人とも「何故か私を指導したがる」のです。
私だって、初心者ではありませんし、そこそこコースも回っています。
けれども、2人に比べると見劣りする事は否定できません。ゴルフ上級者な方ほど、「教えたがる傾向が強い」ように思えます。
なので、ゴルフが上手くなりたいならば、「上手な人とコースを回る事」をオススメします。
別に仲が良くない方でも構いません。回っていてあれこれ聞いていれば、自然と会話は弾みます。
何か勉強になる事や、役に立つ事を教えてくれるはずです。
そして、コースで学んだ事を練習場で練習すれば良いのです。
コースをあれこれと体感してから練習場でする練習は、何も知らないで練習するよりも遙かに上達が早いように感じます。